What's New

陶 翫粋(がんすい)

GANSUI... Gallery of contemporary ceramic art


翫 粋 開 廊 記 念 展(3)

洛土 清水志郎 十盌十盃 plus one

2015.7.3(金) - 2015.7.12(日)

正午 から午後7時まで(会期中無休)




古来秀逸な陶磁器を世に出してきた京都は、都として特別な購買層を市場として持っていただけでなく、近隣に優れた土を産出していた。御室、粟田、深草、五条、泉涌寺、と時代を経てその場所は変遷し、資源の減少に加え住宅開発の進んだ今日において、もはや都の土の採掘は現実的ではなくなり、陶芸作家は信頼出来る業者から自らの作風に応じた土や釉薬を購入しブレンドしながら使うようになってきた。
若き日の清水卯一氏は、師の石黒宗麿氏に連れられ土を求めて各地を訪れ 、陶芸における土の重要性を認識しておられたと思われる。晩年滋賀蓬莱山に窯を開きその土をもって制作されていたことにもその信念が窺える。
孫である志郎氏は京都で採取した土を単味で用い、土の持ち味を活かす作品を作っておられる。 今回紹介させていただく作品もそれぞれかつて土が採取されていた場所の土だ。 黒い茶盌に用いられた土は馬町と呼ばれる東山五条から少し南下した辺りの土で、近隣には未だ数多くの陶芸家や陶芸店が軒を並べる。また赤い茶盌に使われているのは豊臣家ゆかりの聚楽第の土である。 歴史の中に眠っていた都の土に、自らの存在を重ねて作られたのは現代に息づく茶盌。 是非ご高覧賜りたくご案内申し上げます。




馬町荒々土引出黒茶盌


妙心寺土洛茶盌


砥石土白化粧引出茶盌 (亀岡)

 





 

清水志郎(b.1979-)

2002 京都精華大学陶芸科卒業 祖父清水卯一のもとで制作

2009 第5回世界陶磁ビエンナーレ(大韓民国)造形部門入選

   日本伝統工芸近畿展入選

2013 京都松ヶ崎に工房を移す

京都の土を掘り、自作の炭窯で焼かれる清水志郎氏の茶盌は、強烈な個性を放つ。

 

陶 翫粋(がんすい)  開廊 
12:00 - 19:00
定休日:火・水・木
602-0074
京都市上京区堀川寺之内上ル下天神町653
エクセル堀川1F

お問合わせ

Facebook: gansui
Facebook: Shizuko Kohara
Facebook: 玄武と朱雀
Facebook: 陶 翫粋(がんすい)

Copyright 2015 GANSUI GALLERY.All Rights Reserved.
このサイトに掲載されている画像、文章等を許可無く使用することを禁じます。