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陶 翫粋(がんすい)

GANSUI... Gallery of contemporary ceramic art

 

2016年 素月(そげつ:八月)企画展 partII

 

谷本貴(黒盌)

古川拓郎(釉裏白金彩)

五盌五盃

十盌十盃 plus one

2016.7.22(金) - 2016.7.31(日)

作家在廊 谷本:22(金),23(土),24(日),27(水)
古川:22(金),23(土),27(水)

少し涼しげに、 黒い盌と
黒の胎土に青く白金が輝く盌を
ご紹介致します。

昨年、古川拓郎さんから「谷本さんと二人展をさせていただけませんか?」と話があった。家業もあり多忙な中、公募展への出品作品など自分なりの作品を作っておられるのだが、手間のかかる仕事だけに作れる数は限られていて個展をお願いするのは難しいだろうと思っていたので、嬉しい申し出でもあった。

黒化粧をしてカットした白金の箔で装飾した盌は深海に差し込む月光のごとくに静かで美しい。ただ、磁器がベースという事で熱が伝わりすぎるという難点があり、できれば軟陶のようにふわっとした胎土でできないものか工夫して貰いたいと話した。土や釉薬に工夫をして幾度も試作を重ね、ようやく半磁器でできた茶盌ができてきた。造形もやや柔らかくなり、少し優しい表情になったのではないだろうか。


谷本貴さんにはこの華麗な茶盌に負けない存在感のある黒茶盌をお願いした。思う表情を出すのに一度焼成した盌をさらに炭で焼いたそうだ。口元に漂う緊張感、高台の豪快さ、変化に富んだ窯変の黒盌ができた。


ぜひご高覧賜りたく、ご案内申し上げます。

谷本さんの手びねりで土の塊から作り出される作品は
常に増殖しているかのような蠢きを見せ、内から沸き出る
生命感を感じさせる。手にとればずっしりと重たく
それでいて、手の内で息を潜めるかの様な緊張感が漂う。

それに対して端正な古川さんの作品は端正なラインで
すっきりとした形に無機質で青い光をまとった作品。
焼き締まった磁器の性質上、熱さが直に伝わるので、
なんとか軟陶の雰囲気が出せないものかと打診した。
土を変え、焼成温度を変えてテストを重ねてなんとか
厄介な注文に応えてくれた成果をご覧いただきたい。


谷本 貴(たにもと たかし)

1978 三重県伊賀市に谷本景の長男として生まれる
1997 同志社大学文学部美学及び芸術学専攻入学
2002 京都府立陶工高等技術専門校入学
2003 森正氏に師事
2004 イタリア留学
2005 帰国後、伊賀市にて作陶

谷本作品紹介

茶盌 TEA BOWLS

Takashi Tanimoto Takashi Tanimoto Takashi Tanimoto
Takashi Tanimoto Takashi Tanimoto Takashi Tanimoto

ぐい呑 GUINOMI CUPS

Takashi Tanimoto Takashi Tanimoto Takashi Tanimoto
Takashi Tanimoto Takashi Tanimoto  

PLUS ONE

Takashi Tanimoto Takashi Tanimoto Takashi Tanimoto

古川 拓郎(ふるかわ たくろう)

1979 京都の窯元、利宋窯古川利男氏長男として生まれる
2000 奈良芸術短期大学 陶芸科卒業
2002 京都精華大学 陶芸科卒業
2004 京都府立陶工高等専門校
   陶磁器研究科終了
2005 京都市産業技術者研修陶磁器科終了
2007 日本伝統工芸近畿展 初入選
2008 日本伝統工芸近畿展 松下幸之助記念賞
   日本伝統工芸展 初入選('09,11,12,13)
2012 京都府美術工芸ビエンナーレ招待出品
   (京都文化博物館) 
   日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞受賞
2013 CRIA展(京都芸術センター)
   現代作家茶碗特集(日本橋三越)

作品紹介

茶盌 Tea Bowls

 
盃 Small cups
 
PLUS ONE
   

 

 

陶 翫粋(がんすい)  開廊 12:00 - 19:00
定休日:火・水・木 (会期中無休)
602-0074 京都市上京区堀川寺之内上ル下天神町653 エクセル堀川1F

お問合わせ

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