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陶 翫粋(がんすい)

GANSUI... Gallery of contemporary ceramic art

 

2016年 革月(かくげつ:十一月)企画展

 

志野・椿手 加藤亮太郎
十盌十盃 plus one

2016.11.18(金) - 2016.11.27(日)

現代に通じる志野  SHINO for today

 三重県のパラミタミュージアム大賞展で大小様々な現代陶のアート作品が並ぶ中、唯一伝統的な志野茶盌だけを展示した加藤亮太郎氏のブースには静寂が流れていた。

 美濃で焼き物を家業とする家に生まれ、様々な素材や技法を使えるにもかかわらず、志野だけで勝負をかけてきたのだ。すっきりとした造形を、潔い白い釉薬が覆い、所々に優しい緋色が現れて、現代に相応しい志野を模索する青年の意気込みがそこにあった。 
 後日窯へ伺った折に彼の椿手作品を見た。暗い褐色にやや緑色がかったしっとりとした肌合いは、飴釉のようでもあり複雑な釉調を見せる椿手。今ひとつ掴み所なくあまり知られていない技法ではあるが、伝統を受けてつぐ陶芸家として敢えて挑む姿勢のなんとも頼もしい。

 また今回、長年書道を嗜んだ加藤亮太郎氏ならではの書をあしらった志野茶盌も紹介させていただく。絵志野の一つと考えれば何ら違和感はない。文字をアレンジした志野作品は多くはないだろう。やや薄めにかけた長石釉も好ましく、デザイン的にも斬新。

伝統を踏まえつつ、次世代を担う陶芸家の意欲的な作品、20点をご紹介致します。是非、ご高覧賜りたくご案内申し上げます。


 

加藤亮太郎略歴
1974 七代加藤幸兵衛の長男として生まれる
1997 京都精華大学美術学部陶芸科卒業
1999 京都市立芸術大学大学院陶磁器専攻修了
2000 家業の幸兵衛窯に入る
2012 越後妻有アートトリエンナーレ
    ミノセラミックスナウ(岐阜県現代陶芸美術館)
2014 パラミタ陶芸大賞展(パラミタミュージアム、三重)
    Ten Japanese Potters(Goldmark Gallery,UK)
2015 和美茶美展(染清流館、京都)
2016 幸兵衛窯歴代展(古川美術館、名古屋)
    PANK工芸展(樂翠亭美術館、富山)
各地で個展、グループ展開催

 

作品紹介

茶盌

志野茶盌「青雲白石」

志野茶盌
志野茶盌
志野茶盌
志野茶盌
志野茶盌

鼠志野茶盌

紅志野茶盌

椿手茶盌

椿手茶盌

   
plus one

瀬戸黒茶盌

   
脇 茶盌

椿手茶盌

志野茶盌

鼠志野茶盌

黄瀬戸茶盌

   
ぐい呑

 

 

 

陶 翫粋(がんすい)  開廊 12:00 - 19:00
定休日:火・水・木 (会期中無休)
602-0074 京都市上京区堀川寺之内上ル下天神町653 エクセル堀川1F

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