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陶 翫粋(がんすい)

GANSUI... Gallery of contemporary ceramic art

 

2017年玄月(げんげつ:九月)企画展

 

穴窯焼成 天目

 古谷 宣幸

十盌十盌 plus one

2017年9月1日(金) - 9月10日(日)


 古谷宣幸さんの天目茶盌は、端正な形に艶を抑えた深い黒色が味わい深く、ミステリアスに輝く銀色の油滴が静かな美しさたたえる。

 二年前、薪窯で天目を焼くという作家の言葉になんと無謀な試みかと思ったが、古谷さんは見事に窯を使いこなし美しい天目を作り上げた。

 ベンガラを中国建窯の天目釉と同じ組成で用い、伝統的な手法を用いながら過去の名品の写しではないものを作るという言葉に、彼の陶芸家としての矜持を感じる。薪窯焼成の天目茶盌は、現代の陶芸作品としては例が無いのではないだろうか。

 薪の炎は時に優しく、時に激しい。また、窯の中でも場所によって現れる景色は随分変化が出てくる。窯の癖を熟知し活かすことも、陶芸家の腕だ。古谷さんは学生時代から電気窯を使って天目を焼き積み重ねた経験もあり、また、薪の窯は信楽の窯だけでなく、中里隆さんのところでは南蛮を焼く窯炊きも経験している。どのように窯を焚けば良いのかというところに迷いは無い。ただ、思いもかけない景色が出るのも薪の窯の醍醐味。漆黒、茶、銀、油滴の大きさ、艶の有無、様々な天目ができてまいりました。

 是非ご高覧賜りたく、ご案内申し上げます。


 


古谷宣幸  Noriyuki Furutani

1984年 信楽に生まれる
2003年 信楽高校 デザイン科卒業
2005年 京都嵯峨芸術大学短期大学部陶芸コース卒業
2007年 アメリカ・コロラド州アンダーソンランチアートセンターにて作陶
滋賀県立陶芸の森レジデンスアーティスト
2008年 デンマーク・スケルツコーにて作陶
2009年 岐阜県土岐市花の木窯にて作陶
2016年 天目茶盌で個展(翫粋)

 

 

作品紹介

茶盌....サンプル的に薪の窯で焼成した作品と電気窯も併用した作品をご覧ください。

展覧会にはこれら以外に、特別な作品をご紹介させていただきます。
   

Furutani Noriyuki Furutani Noriyuki 1次焼成、二次焼成とも薪窯
Furutani Noriyuki Furutani Noriyuki 一次焼成は電気窯、二次焼成は薪窯
Furutani Noriyuki Furutani Noriyuki 一次二次とも電気窯

 

陶 翫粋(がんすい)  開廊 12:00 - 19:00
定休日:火・水・木 (会期中無休)
602-0074 京都市上京区堀川寺之内上ル下天神町653 エクセル堀川1F

お問合わせ

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